虫歯の原因はミュータンス菌という細菌です

虫歯になり易い人のお口には沢山のミュータンス菌が棲んでいます。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはミュータンス菌は全くいません。
乳幼児の数年間で親から子供へうつってしまうのです。
特に1歳~3歳の乳幼児期間に親からうつりやすいと言われています。

虫歯の原因となるミュースタンス菌は、一度子供にうつると一生棲み続けます。

親から子供へどうやってうつるのでしょう?
離乳食の時期に、大人が子供に口移しで食べさせることや、大人が使いかけのお箸やスプーンを子供に使うのが原因です。

●親の食べかけは子供に与えない(もちろん口移しはしない)
●使いかけのお箸やスプーンやストローを子供と共有しない
●同じコップで子供と回し飲みしない

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、これらのことを実行するだけで、子供のお口は一生虫歯になりにくい環境になります。
常在菌の量がほぼ決定する3歳までの期間に、徹底して行うのがポイントです。

家族に赤ちゃんなんていないという方は、
赤ちゃんのいるお友達にこっそり教えてあげてくださいね。(笑)
「虫歯になりにくい体質」は、子供への大きな贈り物となる事でしょう。

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